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実感をもって算数・数学を学べる本を紹介!家族で楽しいおうち時間を。

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いよいよ春休みの季節ですね。家族で一緒にでかけたり、友達と遊んだり、楽しみなことも多いですが、春休みは学習の振り返りや準備にも役立ちます。

そんなときには、家族でおもしろい本を読むことがおすすめです。

今回は、算数・数学を楽しく学べる書籍を5冊紹介します。おうち時間をより有意義なものにするためにも、ぜひ参考にしてみてください。

実感を伴う理解をめざした本を!

算数・数学は、学習する内容のほとんどが概念なので、見たり聞いたり触ったりといった直接的な認識がしづらく、そのことが理解のハードルとなることが多いといわれています。

だからこそ、学習内容がより具体的な形で示されていたり、子どもが取り組める部分があったりする本は、楽しみながらもしっかり学べる本だといえるでしょう。

本を選ぶ際は、次の点を意識してみてはいかがでしょうか。

  • 絵や図などが多く、直感的な認識がしやすい形式になっているか
  • 観察、操作、実験などができ、試行錯誤するしくみを備えているか
  • 日常生活と関連する話題が多く、学習内容が確認しやすくなっているか

これらに共通することは、子どもが実感を伴って理解できるようなくふうであるということです。家族で一緒に選ぶと、よりぴったりな1冊が見つかるかもしれませんね。

手に取ってみたい5冊

算数・数学を楽しくおもしろく扱っている書籍を5冊紹介します。図鑑や事典などさまざまな形態がありますが、深く掘り下げたり、広く網羅したり、算数・数学以外の内容を絡めたり、それぞれのアプローチのなかに独自のこだわりがあることを感じてみてください。

算数が大好きになる体感型の本!「さわって学べる算数図鑑」

発売日2015/02/05(学研プラス)
監修朝倉 仁(朝倉算数道場主宰)
定価2,420 円(10%税込)
サイズA4変
ページ数18ページ
商品URLhttps://hon.gakken.jp/book/1020405601

最初にご紹介するのは、体験しながら学べる「さわって学べる算数図鑑」です。本のなかには100以上の仕掛けがあるのがポイント。カラフルな紙の仕掛けは、めくって遊ぶことができます。

「立体の展開図を組み立てるとどうなる?」や\(\tfrac {1}{2}\) と同じ大きさの分数は?」などの疑問に、仕掛けをめくったり開いたりする操作を通して考えることができます。

触って遊びながら算数を体感できる1冊です。これから算数を学び始める小学生にもぴったりです。

図形のセンスが身につく!「さわって学べる図形図鑑」

発売日2021/11/04(学研プラス)
監修朝倉 仁(朝倉算数道場主宰)
定価2,750 円(10%税込)
サイズA4変
ページ数18ページ
商品URLhttps://hon.gakken.jp/book/1020540400

次にご紹介するのは「さわって学べる図形図鑑」。「さわって学べる算数図鑑」と同じく、本の仕掛けを使いながら算数を体感できる1冊です。取り上げられているのは、平面の形から立体の組み立てまでの図形の基礎。年中〜小学生向けです。

紙にかかれた図形だけではイメージしづらい立体について、実際に触ったり組み立てたりすることで、立体の全体を見て形状を実感することができ、苦手意識をなくすことができるはず。

図形の単元でつまずいてしまっている子どもに、とくにおすすめしたい1冊です。

生活のなかに潜む算数・数学が満載!「子どもも大人もたのしく読める 算数&数学ビジュアル図鑑」

発売日2014/07/03(学研プラス)
著者中村 享史(監修)
定価3,080 円(10%税込)
サイズAB
ページ数256ページ
商品URLhttps://hon.gakken.jp/book/1340578800

「子どもも大人もたのしく読める 算数&数学ビジュアル図鑑」は、まさに家族で楽しめる1冊。第Ⅰ章から第Ⅳ章まで全部で113個の単元があり、それぞれで視覚的にわかりやすい説明がなされています。

たとえば、第Ⅱ章の関数・方程式では縄文人の太ももの骨と現代人の太ももの骨を比べて縄文人の身長を推定したり、第Ⅲ章の量・図形では新横浜駅を発車した新幹線から正面の富士山が見えるのは何分後かを速さと道のりの関係から予測してみたり。算数・数学を日常生活でどのように使うことができるのか、丁寧に解説しています。思わず人に話したくなるような、豆知識がたくさん掲載されているのもポイントです。

小学校から高校までの全分野から項目を選定しているので、幅広く算数・数学の学習をしたい子どもに適しているでしょう。

エピソードやパズルクイズで学べる!「算数おもしろ大事典IQ 増補改訂版」

発売日2013/09/05(学研プラス)
監修秋山 久義、清水 龍之介、高木 茂男、坪田 耕三、石原 淳
定価4,180 円(10%税込)
サイズAB
ページ数440ページ
商品URLhttps://hon.gakken.jp/book/1130386300

「算数おもしろ大事典IQ 増補改訂版」は、知的好奇心をくすぐる事典。

「1年、1ヶ月、1日はどうやって決めたの?」「人間の一生は長い?短い?」などの、身近なテーマで構成されています。第1章から第6章まで全部で155個のテーマがアラカルトのように配置されているので、気になる話題から読み進めることができます。

漫画やイラストから楽しく知識を得られるので、算数が苦手な子どもでも家族とともに読み込んでいけるでしょう。エピソードが幅広く掲載されているので、知的好奇心が旺盛な子どもは、ハマってしまうかも!

プログラミング的思考が身につく!「つくって遊べるプログラミング」

発売日2022/02/03(学研プラス)
著者中川 一史(監修)
定価4,950 円(10%税込)
サイズA4変
ページ数80ページ
商品URLhttps://hon.gakken.jp/book/1450136800

最後に紹介するのは、「つくって遊べるプログラミング」です。

2020年度から実施されている小学校学習指導要領では、プログラミング教育が導入されています。そのねらいとして、情報活用能力やプログラミング的思考の育成が重視され、各教科の内容とともに学習する形がとられています。

そのため、算数の内容を学習するうえでもプログラミング的思考を身につける活動が取り入れられています。プログラミング教育では、必ずしもプログラミングそのものを行うとは限りませんが、学校によっては、ビジュアル言語などを用いたプログラミングを扱うことがあります。

この本ではプログラミングの基本から、英語迷路ゲーム、お話アニメなどのプログラム作りまで学べるので、プログラミングスキルが楽しく身につきます。算数をテーマにしたプログラムはもちろん、算数以外の教科に対応したプログラミングが紹介されている点も注目です。

算数・数学を、実感をもって学ぶ

今回は、実感をもって算数・数学を学べる書籍を5冊紹介しました。さまざまな種類があるので興味・関心にあわせて選ぶのがおすすめです。

幼いころに絵や図が豊富な図鑑や事典に触れていると、その後の算数・数学の学習がもっと楽しく感じるかもしれません。今回ご紹介した書籍を使って、ぜひ家族で一緒に学んでくださいね。

/media/ひとふり編集部

ひとふり編集部

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